灰色猫のお気に入りの歌一覧
野々花
早朝の君住む街へ飛ばすのは伝え忘れた心の欠片
14
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詠み人知らず
七夕に二人逢瀬の遥か下一人私は天の川の砂利
5
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へし切
涼しげに水辺に群れる半夏生 白き花穂は風に揺らきて
28
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恣翁
釣り鉤に似る新月に 舞ひ降るる雪の精こそ 梔子花なるらめ
12
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たけくらべ
七夕の星降る空を眺めつつ微笑む君よ誰を恋ふらむ
15
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詠み人知らず
青空と浮かぶ真白き雲の色 選ばず似合う木々の突端
11
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夢士
利根渡る車窓の緑河川敷稲の葉光る文月の朝
20
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呉竹の憂き節
あはれてふ人のなき世も何なれや日ごと連ねて祈る言の葉
4
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絮谷新
暗き世の声は乾きて銃となる憎しみ燃ゆるテロルの響き
13
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只野ハル
ボンネットが開いたままの錆びた車に蔦が絡まる夏の日
14
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光源氏
石原のドングリころころドンブリコ小池にはまって さあ大変
15
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只野ハル
また今日も真夏日になる梅雨明けを待ってられない我儘な夏
11
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光源氏
七夕の頃はいつでも選挙だねみんなの願いが叶えばよいが
11
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葱りんと
明日のこと 憂うな今日が 勿体無い 布教のおばちゃん いいこと言うなぁ
14
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橙田千尋
こどもらのねがいをのせたわたしたち首を吊られる七月七日
4
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車海老ナリス
あかねさす光の国ゆ来たるらしさしもかなしき星の青さよ
2
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光源氏
いつまでもシェルブールで濡れながら君が心にまかせて待たむ
9
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松本直哉
クロールの五十メートルおよぎきりきらきらひかるをとめのまなこ
7
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光源氏
ほととぎす幾夜の雨に晒されて我がかりそめの恋は消えゆく
17
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己利善慮鬼
片隅のチョークの粉に目をやってそうだお前も俺と同じだ
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