灰色猫のお気に入りの歌一覧
あふひ*・○・*
万緑や弛まず歩む木の根道拓けて眩し貴船の清水
19
もっと見る
恣翁
母の乳求めて ややの泣くごとく 甘ゆる猫の声 闇に聞く
16
もっと見る
萱斎院
うき人を思ひわびぬる空蝉の 寒けく見ゆる夏ごろもかな
10
もっと見る
コーヤ
薄紅の 涼しげ衣 着たように 木槿の花は 夏風に揺れ
17
もっと見る
甘蔓
この想ひ 隱さうとしても 明らかに傾ゐていく月見る君へ
5
もっと見る
ながさき
妙法の 「妙」とは死なり、 「法」は生 生死の二法 これを極めむ
23
もっと見る
鴎
何もかもうまくいかない平日にある価値のない局部をいじる
2
もっと見る
鴎
今日も不幸どいつもこいつもしんじまえ他者も社会も宇宙も地獄
2
もっと見る
リクシアナ
連れ待ちに降りる帳の一人呑みハーフムーンは更に冴えゆく
17
もっと見る
千映
君と逢って愛語るほど時はなく文明の利器に本音乗せ
8
もっと見る
リクシアナ
待ち合いの椅子に送りし顔のなく鉗子揃えて待つ無影灯
16
もっと見る
千映
網戸から漏れる家々の会話から人間模様聞くとはなしに
19
もっと見る
西村 由佳里
幼さの残る指から渡されたペンはいつでも我の手の中
2
もっと見る
宵待あこ
くったりと南蛮液の中泳ぐ ししゃもが見るは青海原か
3
もっと見る
鰹鯨
川面より虹のかかった雲のはし青い空へと咲いた朝顔
9
もっと見る
野々花
折り鶴に息吹き込めば飛べそうな朝の涼風君住む街へ
19
もっと見る
舞
短夜を惜しみて虚ろ街の灯に酔い果て朽ちん君を抱きて
8
もっと見る
野々花
寝坊助な朝顔たちに水をやり花殻摘めば朝日が昇る
14
もっと見る
ゆりこ
寂しさも喜びもみなステアして渦巻く夜にチェリーをひとつ
12
もっと見る
西原澪
顔文字で笑ってるように見せられるところがメールのいいとこかもね
4
もっと見る
[1]
<<
3206
|
3207
|
3208
|
3209
|
3210
|
3211
|
3212
|
3213
|
3214
|
3215
|
3216
>>
[4549]