灰色猫のお気に入りの歌一覧
秋生
ひとひとと丑三つ時に降る雨を こおろぎ以外誰も知らない
4
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たけくらべ
あしひきの山滴りて夏模様いつ見きことか夢と思しき
22
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秋日好
夜寒とも言い得る夏にうたた寝の夫を横にラフマニノフ聴く
18
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秋日好
どうしても折り合えぬひと知らぬうち傷つけたひと花になぞらえ
17
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秋日好
縁ありて我が家に届く「八日目の蝉」読み終えてその後を思う
15
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舞
夏のみを知りてや逝ける蝉の声ひたすらに鳴け命限りと
24
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野々花
降り出した雨に誘われ夢の中あなたに逢いに飛んで行きたい
16
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秋日好
カタログのチューリップたち舞い踊り庭師部屋にて目を閉じ横に
12
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秋日好
日本語がめちゃくちゃやなと友笑うなしか関西真似せにゃならんて
9
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秋生
隅ばかり狙っていても勝てないね 君の一手で押し寄せる黒
5
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へし切
愛らしき孫のしぐさに目を細め老いの楽しみ驚きの日々
30
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萱斎院
書きまどふきみへの文はうらうへに 染みつる墨も思ひみだれぬ
12
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車海老ナリス
ひさめをば降らせざらむと誓ひたるいでたちいそぐ虹の明らか
10
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りんす
銀河からお返事今だ降ってこず仕方がないので寝たフリします
6
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絮谷新
猫眠るその定位置は君の膝見るのはきっと綿の国星
12
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沙久
傷付けぬよう白手袋して触れた 吾が一番傷付けている
22
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沙久
本音まで 降りて行けたら 後はもう 訣別するか 盟友となるか
15
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なかしぃ卿
かりんとうひとつつまみて黒糖のうま味に溺れもひとつつまむ
8
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珠海
夏祭り精一杯の「好きです」は花火の音に紛れて散った
11
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只野ハル
蛸さんウインナーの火星丼と火星ソーダを現地で味わう日は来るか?
9
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