ななかまどのお気に入りの歌一覧
灰色猫
透明で全体的に晴れやかなわたしではない一行の詩
11
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鞘森天十里
きらきらし袴姿の乙女らは寂しさ埋めて明日へ闊歩す
10
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里香
じゅうはっさい 家族会議は 金の事 冗談交えて 話し合う宵
9
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灰色猫
迷ひ込み手に止まりたる白き蛾のシルクのやうな毛並み美し
12
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里香
何となく 気に食わないので 裏返す 父からもらった詩集の表紙
10
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萱斎院
うぐひすにめさむひとり寝たれや知る なみだの川の流るる音と
7
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杜鵑草
盛りとて呻吟ひそ鳴きそ戀ふる猫 涙にくるる我な笑ひそ
11
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横井 信
春の日の強い陽射しに青空の下弦の月は淡くなりゆく
16
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茂作
人棲まぬ家にも春の訪れて 辛夷の花は咲きて散りけり
20
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なりあきら
あちこちで 寄り添う二羽の つがいたち 春はカラスも 恋する季節
9
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舞
桜便り 北のモシリは 頑なな 少女のごとき つぼみ愛でつつ
4
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虹岡思惟造
春の香と初夏の薫りが入り交じる風吹き来る山辺の道
11
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秋蒔こむぎ
春が来て不穏な音が響いたら愛する人を撃つのでしょうか
7
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へし切
菜の花の 群れ咲く原に紋黄蝶 色も共なる 春はのどけし
18
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灰色猫
党として出馬しようぜ超平和バスターズならみんな仲良し
5
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鞘森天十里
ホヒョコヒョと鶯ぞ鳴く境内は日蓮宗なりホー、法華経
4
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灰色猫
人知れずいよいよ君は羽化をしている頃だろう新月の夜に
11
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灰色猫
いよいよと看取られながら病院で今日も天使が生まれてしまう
8
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鞘森天十里
止まりをる桜の下のパトカーは花の開くを見守りたるか
6
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灰色猫
透明な釘が鼓膜に刺さりくるような聖歌に耳を澄ませる
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