詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ななかまど
メロス乗る無人の駅に春一番吹いて名残りのストーブ列車
7
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行宮偏(仮之名)
瀝りを周防の山に滲ませて 天仙の四手 勇み開かる
2
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行宮偏(仮之名)
大道の輻輳せる地 七の丘 駿馬は向かう 羅馬帝国
1
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とはと
お揃いで、白が基調の身の丈を余らすネコのウミを預かり
1
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へし切
春の夜のやみのさ庭の沈丁花 夢にうかびく 君がおもかげ
24
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falcon
春の陽に開くむらさき色あはくとおきおもかげ白樺の下
8
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横井 信
草むらに土筆はそっと顔を出しうつむく僕を見上げて笑う
14
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灰色猫
熱々のピッツァのように糸を引くふたりの恋は絡まりあって
13
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ことほぎす
諦めて 虎に我が身を 施せば ひつぎの御子のその思ひ知る
2
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煩悩
ロバと歩いた道が消される雨の日にあなたと歌うマチュピチュの風
7
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野吹
あしひきの深山にひとり咲く梅を我のみ知ると鳴ける鶯
22
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もみじ☆彡
菜の花の はやほころびて 蜜蜂に せはし暮らしの はじまり告げる
19
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へし切
春さりて野辺のさわらびあおあおと萌えいづるかな懐かしき里
18
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falcon
石段に音なく銀の絲降れば小紋織りなし白梅の散る
13
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秋日好
ピチカートみっつで吾を繋ぎ留め花筏に乗すブラームスの詩
15
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灰色猫
三月の凍えた波にさらわれた命に何ができただろうか
13
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ことほぎす
いわながに このはなさくやと のぞむれど とほらぬみちの そのみはあはれ
4
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羯磨
君が眸に火焔の疾風あるをみて若草の夫となりし日の夜
6
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芳立
早春や人は眠りをむさぼりて虫はめざめの頃とこそなれ
4
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灰色猫
満ち欠くる月花の下で願わくば再びまみゆる事を祈らむ
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