灰色猫のお気に入りの歌一覧
芳立
約束はさせたわよでも本当になにもないとかあんた馬鹿なの
6
もっと見る
鴎
苦しいかそうでないかが唯一の感情ならばなぜ生きるのか
6
もっと見る
西村 由佳里
鶏肉とピーマン水菜ウインナートマトを添えて君に渡すの
3
もっと見る
桐生賄
夏フェスで 飲食無料の 催しが 楽しみなれど 生憎の雨
13
もっと見る
美津村
式根島見えし頃より曇りきて海は日暮の紫の色
6
もっと見る
美津村
下りつつ右に曲りゐる舗装路の陽炎の中に真白きライン
10
もっと見る
美津村
暖かき霞になべておぼろなる海に盛り上る三原山のかげ
8
もっと見る
絮谷新
雨烟り默す水力発電所高き峰より管路を渡し
16
もっと見る
若葉
弱冷風窓辺でまどろむ腕の中微かに聴こえる犬の寝息
7
もっと見る
桃湖
探りあう瞳好きになりそうと苦笑いふたつベッドの上で
8
もっと見る
夕夏
あまぐもりくらきまどべにみえるものせいじゃくのなかすみえのせかい
3
もっと見る
恣翁
風鈴の 朱の短冊 ふざくがに 軒先にこそ 舌出しつめれ
15
もっと見る
優器ルミネ
爪の先まで君の色にできたら私はきっと私を殺す
5
もっと見る
舞
季節毎に鳥虫たちも草木も耳をすませば歌を詠みおり
17
もっと見る
みふね
盗み見る君は空っぽ 伏せていた睫毛がどうも作り物なの
2
もっと見る
みふね
キリキリと鳴ゐた頭蓋の幼蟲は混濁してる夢を見てゐる
3
もっと見る
みふね
パチパチと爆ぜる雨音あの夏を思い出したの君がいない日
1
もっと見る
絮谷新
眼裏の陽射しに舞ひて夏帽子いつ見きとてか時に迷へば
11
もっと見る
萱斎院
いにしへの恋にあらずやほたる岩 ちとせ経るとも憂さはかはらず
6
もっと見る
秋生
終電で帰れたよ って返信し 一人始発を待った漫喫
7
もっと見る
[1]
<<
3202
|
3203
|
3204
|
3205
|
3206
|
3207
|
3208
|
3209
|
3210
|
3211
|
3212
>>
[4549]