灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
長いこと麻痺した僕におとずれたこの苦しみも中毒のうち
5
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みやこうまし
ああ嫌だ 我も老いぼれの仲間入り 怠けることが楽しみとなる
18
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秋生
くちなしの風で誘って君のこと蝶にしたのは誰の仕業か
8
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夢士
同じこと言いて聞かされ立たされむゲリラ豪雨で電車動けず
13
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葱りんと
木苺の カメムシ指で 振り払い 味わう赤に 指先染めて
15
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みん
その八重歯、焼けた身体や何もかもいつかは誰かのものになるのね
6
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コーヤ
浜名湖のこぼれんばかり悠々のひたる水面の彼方富士みゆ
20
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恣翁
樗の蝉 鳴き止まずして 汗しつつ 縊りたる女の痙攣尽きぬ
12
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コーヤ
上り切る噴水の水淡き虹アーチに彩る公園にきぬ
14
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只野ハル
飲み過ぎ防止のため6本パックのビールを1本ずつ冷やす
13
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只野ハル
その日暮らしのその日は暗し明るい明日はアタシに来ない・・なんてね
13
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リクシアナ
星空のもとに広がる森のかげ夜半に冴える工房の灯り
15
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秋生
もうきっと会えないだろう 折り畳み損ねた傘を見つめて思う
16
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鴎
出会い系なんかやっても意味が無いでもそれしかない人生がごみ
1
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車海老ナリス
うつせみのこの世も君の手遊びか九十九の星あはれなり
5
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優器ルミネ
絶対に昨日に負けぬ俺になる俺が確かに今生きるため
5
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愛
雨の先君の姿は幻影か伸ばした腕に滴るかなしみ
6
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リクシアナ
相輪のごとく碍子を吊り下げて鉄塔は立つ夕映えの空
15
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リクシアナ
夕刻に機体を白く光らせて北行く便をおくる半月
17
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紫苑
驟り雨せみさえ黙すそのときに囁きたまえ我が耳もとで
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