詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
こんな日は桜の園に眠り居る父に弱音を洩らしてみたり
24
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詠み人知らず
組長が料理に凝って出汁をとるためにやたらと指を詰めさす
3
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夢士
春かほる餅となりゆくヨモギ草摘みし野原にマンション見上ぐ
12
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山本克夫
やすっぽいビニール傘はなげすてて いま からだじゅうできく雨音
62
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山本克夫
晴れるといいね晴れならば土踏まずに教えてあげる土の感触
3
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山桃
雪霜の土耕しけむやはらかに躊躇ひみせる土踏まずかな
5
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庭鳥
庭先に小船をつけて土踏まず外へ出掛けた豪商しのぶ
7
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奈月遥
そよそよと はるのよろこび さはやかに こがねにひかる 山の息吹は
13
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奈月遥
うぐひすの 法華経となふ こゑ聖く ききいるこころ よろこび湧かむ
3
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奈月遥
そらとうみ 蒼と碧とが おなじとは このゆびはめた 石の青まで
7
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聴雨
おもひ寝の深き夜べにさしのぞく春満つ月に君し偲はむ
7
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聴雨
春の風つむぎの裾をみだしつつ残る花むらたづねて遊ぶ
11
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恣翁
木石に非ざる心 感有りて 覚えず 歌声呑まさしめたり
42
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桜町
けふもかも包む思ひはいはつつじ夕暮れ深き色にもえつつ
4
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遊糸
通学路いろとりどりの雨が降り並んだ傘がおしゃべりしてる
7
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紫苑
海の辺をそぞろ歩けばうちひさす宮古上布に風のたはぶる
16
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へし切
世の中を逆さにすれば釣り合ふか? 得する人と損する人と
22
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ほの香
大潮の 卯月 望月 新しき 血脈感じる 不思議な輪廻
16
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ほの香
けだるさに短針止まり過ぎる刻 掟を破る春十三夜
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ほの香
爽やかな風詠むうたにルビ振ればサイダーの泡みたいな文字の列
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