ななかまどのお気に入りの歌一覧
里香
ゆらめいて きらめき広がり とめどなく この手届かぬ 海の木漏れ日
15
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杜鵑草
泡雪か雲かと見るに白木蓮 日影を浴みてなほ白く映ゆ
47
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横井 信
休日の電車に乗って春の日の街へ出かけるポケットの本
16
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茂作
土手に咲く河津櫻を先に見て 早めに濟ます春のお彼岸
17
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なりあきら
久方の のどけき春の 曙に 今年はじめて 鶯が鳴く
8
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ながさき
鳥が啼く ほかの一羽が 合はせ啼く 重ね合はせて さへずりうたふ
10
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舞
春初めし通学の道子どもらに混ざりてゆけば若草の香
12
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虹岡思惟造
群れ泳ぐ食物連鎖の底の蝌蚪二匹も残れば上等上等
5
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へし切
春雷を 玻璃越しに聴き二度寝かな 気怠さ残る 夜更かしの朝
15
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トウジさん
妻在れば春の炬燵の一つ部屋さあ片づけむ憚るものを
7
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滝川昌之
被災地に干支が一周戻りきて戻れぬ人を忘れえぬまま
21
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普徳亭大崇
何気なく 過ごせる日々が 何よりも 勝る宝と 思うこの頃
12
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杜鵑草
語り繼がむ彼の震災の教訓を此れぞ我らの義務と思へば
9
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里香
我を見て 波の音を聞け 今日の日を 思い起こせよ 潮騒ぐごと
11
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恣翁
翳る陽に 面影残す君が顔 睫毛を伏せて蒼白むめり
15
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うすべに
臥し待ちのかすむ月夜のひとりごと 花のかおりに酔っちゃったかな
11
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横井 信
まだ寒い河原の道で早咲きの桜見上げてマスクを外す
16
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KEN
默祷に 自ずと語る 十二年 内に永らふ 魂逹と共
11
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茂作
黄水仙 路のかたへに花咲きぬ 折りていけよと誘ふ如く
18
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舞
草臥れた旅人の絵の夕焼けを眺める背なに敗北は無く
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