野々花のお気に入りの歌一覧
林林
青紫蘇の穂先に小さな白い花 あのねあのねと囁き合って
19
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本能寺
五里霧中 やっと見つけたさがしもの 取りに来たよと君の手を取る
14
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大さん
ただそばにいられるだけで良かったと自分を責める後悔の夜
7
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矢車菊
なぜだろうきみにやさしくされるほどとても寂しくなるときがある
10
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矢車菊
ミルクティに徐々に体はぬくもってさびしさにいまようやく気づく
9
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恣翁
楊枝刺し 片眼瞑りて 根元まで 横筋交ひの唇に 煙草吸ふ
12
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只野ハル
それいつの少女漫画みたいな恋想像してる歳を忘れて
12
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夢士
黒煙を噴き上げ怒る阿蘇の山世情を見かね神の警告
8
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大さん
茉莉花の 香り楽しむ ガラスペン ふみ出す人など とうに無いのに
7
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桐生賄
髪の毛を切ってスッキリしたいけど 我が身には まだ辛い暑さかな
6
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千映
日の暮れが どんどん早くなってきたこころさわさわ なんだか嫌い
7
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千映
ほころびを 母に頼めば 笑ってるあまりの不出来 「仕方ないさね」
9
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桐生賄
こんなにも 綺麗な夕焼け 久しぶり 明日も良い事 ありますように
11
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美津村
収穫に忙しき村の細き道吾はのんびり配達すればよし
5
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美津村
電話のみに知る君の声その声も近頃とみに老いたりと思ふ
5
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美津村
詫び方の誰より巧しとおだてられ同僚の誤配をまた詫びにゆく
16
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舞
定年の年数えれば何かしら妻も寂しげ吾が誕生日
14
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矢車菊
恵まれていると思えと言われても突き放された気がするだけだ
11
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恣翁
誰ぞ 汽車に飛び込みつなる 願はくは 其の人 不労の吾子ならましを
13
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只野ハル
薄暗きホームに立てばベルが鳴る鞄が不意にその重さ増す
10
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