コタローのお気に入りの歌一覧
萱斎院
散り果てて木の葉がくれもなき空に 横雲かかる冬の月影
11
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只野ハル
研ぎ汁を溜めたバケツに初氷背中丸める寒の朝風
11
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只野ハル
新聞のチラシの束を棄てるよう広告メールまとめて消した
4
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只野ハル
太陽の消えた伴星惑星を持たず彷徨う銀河を離れ
8
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只野ハル
寒ければ出不精高じ籠りがち食べてごろごろ先は見えても
8
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只野ハル
昼下がりノラジョーンズ聞きながら食器を洗う身体揺らしつつ
9
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うすべに
街灯に浮かぶ木の骨 白い息 冴えるみつぼし飛ぶ流れ星
14
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うすべに
ささやかな出会いと別れ 繭にして 紡いだ糸を織りあげてゆく
14
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うすべに
橋渡る 丸い背中の息白く 比叡おろしに混ざる風花
15
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KEN
凍み落ちた 林檎ついばむ ひよどりの 聲寒々と 心吹き拔け
12
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KEN
辰の刻 傳ふ鐘の音 氷るほど 雪降りしきり 街は墨繪に
12
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KEN
春遠き 逢瀬の岸邊 吹く風に 耐へて蒲公英 笑みもうつろに
12
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KEN
をみなへし こごえて枯れて ゆきごろも あの日の事は 夢と知りつつ
14
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KEN
奧山の 凍てつく垂水 ただ靜か 去秋のもみぢの におい留めて
10
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灰色猫
ぜんざいに丸餅ふたつじっちゃんと杵つきしたこと味わいながら
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へし切
陣取りの策をめぐらし 石を置く 勝ってうれしい 花いちもんめ
18
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うすべに
冬枯れのさみしい野辺もむらすずめ さえずる声に寒さ忘れる
14
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可不可
一雫ひとしづく凍える泪 きみの胸まで刺され 垂氷
7
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灰色猫
パック入り鏡餅からぞくぞくと飛び出してくるパックの丸餅
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灰色猫
客足が遠のくパン屋を救うためアンパンマンの発売開始
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