吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
灰色猫
いつの日も泣けばあなたは微笑んで大丈夫だよと信じてくれたね
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灰色猫
その笑顔ぼくのものかと思ったら人類愛の微笑みでした
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灰色猫
長いことひとりぼっちで生きてきた言葉も笑顔も忘れちまって
19
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灰色猫
どうすればあなたのように心から素直な笑顔で生きられますか
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日置鳩子
土の香は死の深淵と気づくらん捻れねじれてアリストロメリア
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夢士
大嵐みどりの小枝吹き飛ばし大河となりて民家飲み込む
15
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夢士
雨音を聞きて飲む酒濁り酒酔ひて夢みる新たな夜明け
20
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詠み人知らず
湧水ゆ 掬びし水の冷たきに 常しなえなる流れ感じぬ
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詠み人知らず
熱情を ふふむるままに閉じ込めて 揺蕩ふ薔薇は 苦しからずや
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詠み人知らず
雨降れば スキップランラン嬉しむは 浸潤許さぬ厚みにぞある
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詠み人知らず
幸せを当たり前だと思ったら それは立派な幸せ中毒
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詠み人知らず
濁り無き泉の水の湧くがごと 胸に満ちくる無垢なる思ひ
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石川順一
外出ると急に雨脚強くなり傘を持つ手に大変苦慮する
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石川順一
大雨と小雨を交互に繰り返しまだ吹かぬ風選挙に行きぬ
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石川順一
女性誌が無くても写真誌週刊誌あるのに女性誌狙ふ動機は
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石川順一
朝食のホットドッグのロールパンホウレンソウの雑炊昼餉
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恣翁
生れしまま 毛布を被り 火酒唇に探り合ひけり 熾火眺めつ
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恣翁
足枷に靡き 苦悶に耐ふる夜の 覗ける袿に 風ぞさやげる
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ふじこ
縁側に菜を並ばせて藁で組む 祖母を温める小春の日差し
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ふじこ
軒先に菜を干す人の影は伸び 宵呼ぶ烏空を渡りて
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