灰色猫のお気に入りの歌一覧
たろ
くちびるを噛んでうつむく帰り道 ただ、手をかさね よりそうあなた
3
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たろ
世智辛い 世の浮き沈みを 反故にして 脳裏によぎる シチリアの夏
3
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人三昧
一人寝や 別れ告げたは 吾なるも 今なお悔いる 長き夏の夜
6
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nifu
人と居る自分の声はこんな声だったか帰りの電車の中で
6
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西村 由佳里
なんとなく入ったお店で見つけたの夏でも秋でも着れそうな服
6
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詠み人知らず
水はじき夏の終わりを惜しむよに子等の歓声飛び散るプール
19
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筍
鈍行にのせて運んだ僕達はふわりと宙を漂うばかり
4
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優器ルミネ
冠柳の下で亡き蝉の声をかき消す拍手喝采夏終わる
3
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宴
かげろうの向こうにいなくなったひと菊もしおれる猛暑日のこと
7
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こぐまじゅんこ
ままごとのおにぎりひとつはるくんはいっしょたべよってカタコトはなす
3
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高松 蓮
夏ばてて 頭がふらふら していても 目と手が進める ルーチンワーク
6
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桜田 武
土砂降りの電線に並ぶカラス群自然の難に耐える逞しさ
8
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このえ
思ひわぶ 頼めし人の行き絶えぬ 失ひがたき思ひかきみか
4
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このえ
肩に負う重い荷物に背を押され例より早く足の行く朝
10
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桜田 武
孫の覚えし言葉を聞くが楽しみ中には「ばばあ」とありて仰天
8
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夕夏
いつだっていまをあらがいわがこころいきることだけただそれだけで
5
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恣翁
餌に飽きて 帆柱の下 項垂るる犬や 髀肉を託ちたるらむ
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舞
朝焼けに有ると思わす明星の光のもとに神々の山
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新座の迷い人
宗教が 争い殺しあい 穏やかに 教えられぬか 争い悲し
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ゆりこ
海の匂い。焼けた横顔、助手席とすこし縮んだポロシャツからも
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