詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
青嵐に若き翼はあおられて風切る親に倣えツバクロ
20
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つちだゆういち
銭湯に肌に花咲く御仁来てサウナへ逃げて出るに出られず
8
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洩矢転石
王様ははだかじゃないかと言えぬままぼくは大人になってしまった
8
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蔓葵
いたづらに夜な夜な名のる時鳥などか我が名は問はで過ぎつる
14
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秋日好
電動の芝刈りコードと戯れる女を眺める男ありけり
10
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灰色猫
若苗の水田歩めば爽やかな小さな海の夏に吹かれて
15
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滝川昌之
スニーカー洗って干せば夏空が裸足で来いよとビーチへ誘う
24
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青き銀椀
ゆふべよりのさみだれあとの霞む朝に花屋の出せる花の数々
14
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つばす
豪雨の山を傘さし避難する危機感のなさ両手開けよ!
5
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詠み人知らず
蝶弾む花びらの野に陽光は溌剌とした季節授ける
5
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詠み人知らず
暮れかかる陽と長閑なるシャッター街猫は憩いぬコンクリの影
6
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メガネ
道端に名もなき花のあるやうにうたの生きゆく世を思ひけり
81
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蔓葵
なき人をしのぶの草のにはたづみ流るるなみだ涸るる日ぞなき
16
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夕夏
あなたへのおもいのたけをうたにしてつたえたきかなもじにたくして
8
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夕夏
よみづらきかんじでよんだかなたんかえずらよきかなかんじむずかし
5
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洩矢転石
ぼくたちの答えのでない沈黙を破る。洗濯終えたブザーが
5
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洩矢転石
考えてみれば当然なんだけど夜も晴れたり曇ったりする
5
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KEN
鵺の聲 ゆかしく思ひ 見渡せば 木末の先に 濕る望月
14
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蔓葵
ほととぎす声は初音を夏の夜の夢ばかりなるまくらにぞ聞く
16
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横井 信
匂い立つ雨の気配に目をつむりじっと耐えてる満員電車
16
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