詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
悠々
狂いゆく人よピアノを弾くなかれその清き音、わが胸を衝く
23
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トーヤ
(次はいつ、どこまで行こう)空想を巡らせながら見上げたホーム
5
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楓
露天の湯ひとり身体を沈めればはらりと落ちる紅葉ひとひら
49
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浅草大将
この春は見るべき花もあらし山荒ぶる胸にはやも散りつつ
13
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リンダ
若い子に「ほうれん草」と言う社長、吾の歳でも死語になってます。
11
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トーヤ
地続きの四月がやってくるのです見えない壁がせまってきます
10
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ほたる
純白のチュチュとサテンのトウシューズ踊る娘の指草若葉なり
11
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たんぽぽすずめ。
流星へ一つきりなる仮名をふる如くに染みるあなたの歌は。
18
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浅草大将
花冷えの今宵は冴ゆる月なれどなみだの目にはまたも朧に
15
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トーヤ
十分は光のように過ぎてった飲み込んでいた(きみがすきです)
21
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ゆら
誰かは生きたくても死ぬ 私は死にたくても生きる 平等
8
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螢子
門灯の仄かな灯りに浮かびくる白き辛夷は闇の道標
13
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ほたる
春キャベツまだ哀しみも知らぬまま笑う少女の柔らかさかな
18
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杏子
捨てられし キャラメルの空 覆いたる黄砂 吹き荒れ 沈黙の春
12
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リンダ
振り返りあとがきのように整然と終わった恋を語る人あり
13
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白亜
あと一つは 自分で足してみましょうか。 クローバーの葉 その四まいめ。
8
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詩月恵
初めての朝から二人知っていたさよならの夜があるということ
15
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紫苑
春雷の静もりゆけば横ざまに転がるヒールをそつと起こせり
13
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まるたまる
昨日の夜わたしの胸のように荒れ風が桜枝根元から折る
6
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トーヤ
関わっただけで切りたくない縁をいくつもいくつも育てていこう
6
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