詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
深谷真雪
おのれの手じつと見つめて腰かけるベッドライトの薄闇の中
8
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千映
先生の助手にされてた放課後のインクまみれのガリ版印刷
12
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詠み人知らず
悪夢へと塗り替えられるその時に彼女は吠えた現実がわで
8
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横井 信
鯉のぼり 青空望み揺れている泳ぎ疲れた姿にも夏
15
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コタロー
太陽は昇る沈むを繰り返し時計の針は右に廻りぬ
7
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コタロー
雜草は雜草なれどそれなりに食物連鎖に貢獻したる
4
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コタロー
鯉幟大きなものも小さきも飾らぬ家も平成終はる
8
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コタロー
ゴールデンウィークも終はりつつ何も出來ない虚しさ殘る
7
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ななかまど
幼苗を前へまえへと植えゆけばしりえに淡く緑のライン
6
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滝川昌之
うなだれる鯉幟には仲良しの風の怠惰が今日は許せず
24
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へし切
風にゆれ麦のかほりに夏は来ぬ音もかそけき緑の木陰
16
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藍子
詠い人言葉に出会うその度に忘れぬようにスマホにメモする
14
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幸子
やめてくれよこっちはぼんじんなんだからけっくでつきはなされてもこまるんだ
12
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幸子
ツーパツーパツーパツーパと啼かれてはのんびり寝坊もしていられない
6
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このは
野菜かごの玉ねぎから出た青い芽が 今朝もまた少し伸びています
8
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舞
顧みるモノクロの夢時の旅彩り明かき恋初めしころ
8
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聴雨
寝ねがてに明日行く場所を検索し鄙びた海の潮騒を聴く
13
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石川順一
晴れながら黒雲見ゆる東かな快晴である今日の不思議よ
18
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聴雨
さまざまの事成し終えて寿ぎの春を結びてやすらぎの夜
11
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KEN
夜半の雨若葉爪彈く遠音染み濡れる夢路に君影を追ふ
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