詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
金色に月は月ごと満れども秋は月見の九月の月
26
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夢士
雲間より今宵十五夜見え隠れ孫を思ひて一人酒酌む
16
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夢士
孫の顔思ひ浮かべて月みやる子らに教えし月見の飾り
15
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KEN
仕置き場の觀音菩薩に紫のあけび供へて峠行く風
15
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コタロー
秋晴や新聞に載る投稿歌母にさつそくメールを送る
7
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コタロー
赤白の彼岸花咲く小徑行く今亡き父の背中追ふごと
12
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滝川昌之
穂を出せば風は無くても線路沿い手を振りながらススキが送る
21
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夢士
吾が思ひ同調を得てすっきりとスマホのゲームやるなら立てと
9
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詠み人知らず
曼珠沙華染めて秋色朱あかと古代に巡る朱は守りびと
18
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リクシアナ
涼秋の青空のもと金色の稲田のうねりに舞う群れ雀
23
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煩悩
帰らぬものがあると教えているのか割れたCDRの光彩
6
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舞
鈴虫の声を乗せ来る秋風にくれない映す曼珠沙華かな
13
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KEN
あだたらに霧のつなみの立つ朝は歌に描けずただ吹く風を見る
15
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石川順一
名神の下の道路をくねくねと昼餉のカツを食いに行きけり
16
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横井 信
夕暮れに季節外れの虫刺され風を感じて床に寝転ぶ
12
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千映
ごんぎつね走り回る土手彼岸花南吉の郷矢勝川かな
12
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へし切
犬蓼の赤き花穂は風にゆれ 挫けず生きよと路傍に咲けり
22
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詠み人知らず
煮詰まりて 脳の疲れに耐えられで ネオンの街を漫ろ歩きつ
16
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滝川昌之
お隣りもそのお隣りも手桶まで同じ仏花でごめんね母さん
22
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幸子
「あ、今ね、息をついたよ」車庫入る夜の電車に子は耳を澄ます
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