住川幸のお気に入りの歌一覧
諏訪真
散るを以ち花と成すなら雨塗れ花の腐しも春の姿よ
7
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菱谷真青木
雨の日の線路に触れてみたときの鉄の匂いが浮かぶ夕焼け
12
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みやこうまし
書きなぐれ浅き思いの歌であれ今日一日を生きし証と
17
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しづく
カッカッと高く響いた足音に振り返らない意志を感じて
4
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しづく
右耳で聞き取るオトは藍色の世界に落とされていたかなしみ
4
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山本左足
永遠は昨日近所のローソンの角を曲がって消えた さよなら
10
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山本左足
世界一綺麗な朝が来る日まであなたのために磨くギロチン
3
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杏理
青き日に汗も涙も知らぬまま 過日の虜のまま今も未だ
3
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キノシタサトル
夕暮れの空からこんな声がする(そろそろ麻酔が切れる頃です)
2
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キノシタサトル
天井に逆さに立って出窓から飛び降りてみる彗星の夜
2
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キノシタサトル
(既に在るものは在り無いものは無いけれども常に輪郭がある)
4
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キノシタサトル
問「この文が可能な意味の集合は?」 答「読むことが書くことに等しい」
3
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ペニーレイン
神よりも寂しき場所に人は在て春の便りを憂いてみたり
4
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幸隆
春眠を途中下車した深夜二時かえるのうたがきこえてくるよ
2
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市川ありさ
天罰はくだるでしょうかその時はその時だねと笑うふたりに
10
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舞
ぬばたまと例えて愛でし黒髪に降りくる雪と紛がう花片
9
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はな
病院の二階から見る三月の空の高さに泣かされている
11
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はな
きっともう会えないだろう「またね」って言葉の重さの違いで気づく
8
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詠み人知らず
永遠は どこにもなくて あなたとも 嘘みたいに 終わるのでしょう
18
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でくのぼう
きみ若く光り纏ひてその裸をぼくにあづけむひぐらしの庵
10
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