紫乃のお気に入りの歌一覧
芳立
花も実も昨夜の氷雨もふりはらひただ冴えわたる空のいたさよ
15
もっと見る
シュンイチ
終点にたどりつかない列車からひとり見ていた海もあるけど
6
もっと見る
薫智
後戻りできぬ世界を歩いてる最後は笑い眠れるように
12
もっと見る
薫智
誰だって迷惑かけてしまうから許していける愛が必要
12
もっと見る
聴雨
途切れれば二度と戻らぬ心地して一行だけの返信をする
14
もっと見る
聴雨
初雪と見紛ふばかり山茶花のひとひらごとの想ひ降り積む
9
もっと見る
田中ましろ
ビー玉をのぞけば大きくなる瞳 神様よこれが僕のいのちだ
7
もっと見る
半格斎
つゆしものおりてぞ朝開の寒かりて山は未だに錦織りしも
14
もっと見る
半格斎
湯溜まりにきみをいざなひ出で見れば吐く息しろき三日月夜かな
9
もっと見る
半格斎
陽を浴びて咲ゐてたころの花は今、寒風にふるへ片咲きて在り
18
もっと見る
半格斎
流れゆく霧のひとつぶ愛ほしく音なき里の秋の朝に
19
もっと見る
半格斎
戀わすれ白きうなじのいとしけれ夕餉の支度の君のうしろに
25
もっと見る
半格斎
窓をうつ氷雨のざわめき遮りて湯桶の音は響きわたらむ
12
もっと見る
聴雨
ゆふべには弓張月のやんわりと窓辺に浮かぶ春の輪郭
24
もっと見る
聴雨
墨染めのゆふべに浮かぶ一粒の満ちてしたたる月の煌めき
30
もっと見る
聴雨
やはらかき眠りに誘ふ雨音はかの耳元にもささやくだらう
26
もっと見る
聴雨
君待ちの想いひとひら火にくべて化身となりし蝶の舞う夜
33
もっと見る
聴雨
水底に揺らめきながら沈みこむ淘汰されゆくほのかな思い
28
もっと見る
聴雨
陽にあふれ紅こぼれ咲く百日紅わが想ひぞと君に見せたし
32
もっと見る
聴雨
文机を窓べに置きて書に入れば筆なめらかや夏風のごと
29
もっと見る
[1]
<<
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
>>
[37]