灰色猫のお気に入りの歌一覧
工藤吉生
からだには傷がないけどこころにはあると笑っているいつまでも
5
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沙久
「発音が違う!」と矯正 プチプチと 吾の細胞 死に行く音が
14
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このえ
むし誘ふ光のほどに夜もすがら 命果てつる音の撥ねけり
2
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筍
真夜中の冷たさに慣れた脳内が少しずつ溶けて眺める朝焼け
3
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沙久
お手本と 格闘しながら 対話積み 筆と同化し 条幅を走る
14
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夢士
久々の太陽を浴びジョツギング汗ダクダクとサウナのごとし
11
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へし切
山蔭の草のみづひき風に揺れ荒野もはなやぐ花のひとむら
26
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古川晴
不意打ちの君とのラインに忙しく淹れた紅茶も冷めてしまった
3
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片井俊二
夕闇に蝉の鳴き声静まりて秋を連れくるスズムシの声
6
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只野ハル
農協の朝市、仏花、榊買いついでに茄子、オクラ、南瓜も買う
16
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古川晴
道端の見知らぬ彼が楽しげで信号待ちの口元緩む
5
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桐生賄
明日から 二学期開始 学生さん 忘れ物なく 準備しましょう!
15
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コーヤ
虫たちの奏でる音色大きなり響くうた声秋の旋律
21
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果禾緒
あの頃の僕たちと同じ 肩並べ 夕陽を見ている カラスのカップル
3
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コーヤ
美しき調べ奏でる草かなに筆はしらせて吾も触れゆく
21
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夕星(ゆうずつ)
生温き秋の雨に濡らされて 透ける心はどこに向かはう
6
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ppm
煩わし毎日作る昼飯が解き放たれし二学期の朝
4
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野々花
夜顔の白き花咲く窓辺には夜のため息渦巻いている
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卯月
楽園は甘美な地獄 閉ざされてアダムとイヴになる日を懼る
4
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野々花
忘れてた食パン買いにコンビニへコーヒー買って飲みきれぬ距離
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