詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
野々花
どうでもいい事など無いと言いながらためらわず消す迷惑メール
20
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西村 由佳里
少しづつ耳を広げて知ってゆく言の葉のない音楽の名を
12
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石川順一
「テスト氏」のポールヴァレリー国葬を賜る彼の地の画家のルオーも
9
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人三昧
豆撒きて 後は切なき 鬼の面 嘆きの声に 月も凍てつく
7
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滝川昌之
君たちのためなら鬼の顔をして外で働き家では笑う
24
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万陽
泣き鬼も 甘えんぼ鬼も 吾娘の個性 キラキラ育てよ 鬼も内なり
16
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吉野 鮎
石組みの道の向かうに君眠る白梅香る郷は日暮れて
10
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吉野 鮎
如月の夕べを一人白梅の蕾膨らむきみが故郷に
6
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吉野 鮎
きみ眠る石組みの道美し郷白梅咲き初め幽けく芳る
7
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inosann
「憎まれ口たたけるうちが花なり」に「世にはばかるなり憎まれっ子」と
16
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inosann
配置薬の市場の変動いちじるしく社運をかけたるビジョン掲げらる
14
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詠み人知らず
会えもせぬ人のことなど考えて 渡せぬそれを今年も買いに
13
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紫苑
入りてのち追はれし母よそらみつやまとに生れしウティナンの眼は
11
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たみお
真夜中の 布団の隙に 忍び込む 冷たい過去に 身を震わせる
7
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灰色猫
如月の茜の空よ燃え上がれ負け犬ドックを炎上させよ
16
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灰色猫
時計付きナースコールがあればいい便利だと思う如月の夜
17
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葱りんと
暖かな部屋の中居て雪見酒 いいよね風流 雪ハネ蓋をし
13
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虹と星
三日月の夜にかがやき尽きかける記憶が綴る星のあとがき
9
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石川順一
グラタンとホイコーローの夕餉かな「和の湯」を入れて森林の香り
12
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只野ハル
どうかした?と訊かれたら別にか特にで済ませてしまいたい今は
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