詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
藤久崇
ほのぼのと 温みし川に 水鳥ぞ 頭潜くる 春は愛しき
23
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詠み人知らず
本当にごめんなさいと抱きついて 彼の背中を 裂いたナイフよ
18
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秋日好
でも何故に萱草花を下帯に?しのばせるなら懐中にして
14
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万陽
新品の 傘に落ちたる 雨音がポンポロロンと ダンスを踊る
17
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絮谷新
人絶へてピーナツバターの溶けるよな虚天にかかる晝の月かな
27
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滝川昌之
カラカラの空も午後には雨予報 きっと沁みこむ春の蕾に
20
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秋日好
待つ人を想う醜草忘れ草後の逢瀬を指折り数え
22
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秋日好
鉢梅を枯らした罪は重いらし思い起こせぬその芳香を
21
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リクシアナ
曇りなき銀のボールに泡立ててスフレにしたいメレンゲの町
27
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まあさ
NHK短歌のエピソード聞いて 吾の自己中反省した朝
12
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野々花
水底に棲みつくように沈みゆく枯葉一片切なき想い
22
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秋日好
前立の精密検査を受けたという明るい声に会話を終える
17
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野々花
電飾で疲れた木々の梢にも春はくるらし花芽が輝る
27
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野々花
わだかまり解ける間もなく季節は過ぎ流れる風に空回りする
21
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inosann
薬の荷の重きを持ちて五階に住む客宅にむかう今日の終わりに
17
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千映
うたのわの歌人仲間と見えねどもきっとどこかで繋がっている気す
17
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falcon
木枯らしの途絶へしそらに匂いたつこづゑに繊き如月の月
20
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舞
しんしんと雪積む音の夜は妻と炬燵晩酌思い出語り
18
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なかしぃ卿
虐めらる方に訳ありと言へども虐める方に大義など無き
13
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灰色猫
深夜2時息子を呼んでと幾度もナースコールを押すお爺ちゃん
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