詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
ひっそりと実り始めた青柿にまだまだ夏の光が注ぐ
16
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KEN
をとこへし 袖ふる影を 偲ぶにや 夏の終はりの 時の籬に
10
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へし切
吹く風の日ごと秋めく朝露に濡れて移ろふ月草の色
16
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ななかまど
駅すみに妻と並びて黒きそば天北線に邂ごうの旅
8
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滝川昌之
寝苦しくリモコン探す俺の手の届かぬ先に逃がすか妻よ
14
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うすべに
燈籠のほかげに浮かぶ来た道に 夢の居場所をまだ探してる
13
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横井 信
道端は夏の終わりの虫の声 駅に近づく二匹のトンボ
13
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へし切
ゆく夏の影を愛しみて蝉しぐれ残るいのちを愛し哀しと
19
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夢士
マンションの建ちて変わりし街なみや駅前通りにビル風の吹く
13
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詠み人知らず
夕風に吹かれてひとりベランダに今日のこと終え明日を見つめる
13
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滝川昌之
「感想文、脇役目線で読んで書く」図書室便りに司書アドバイス
15
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うすべに
夕立にべんがら格子の色も濃く うつろの蝉が水に流れる
11
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横井 信
暑かった旅の疲れを引きずって今日はゆっくり写真の整理
14
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へし切
君のこと想ひうかべて書いてます 届く宛てなき 黄泉への文
17
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夢士
スーツ着て踊る人みる数多の目冷たく笑ふその目見る吾の眼
13
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KEN
白骨は あなめ あなめと 泣きにけむ 風に萱の穗 山陰の野邊
15
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ななかまど
夏の宵まくらにしおり遠花火はかなきものの一つなるかな
7
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へし切
お名前は?何歳ですか? 爺に問ふ 久方ぶりの稚き顔
13
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横井 信
暑かった日差しも少し傾いて旅の終わりの雑踏の中
13
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吉野 鮎
ややを早めて陽くれゆく球兒の影銀傘の影伸びて甲子園
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