もみじ☆彡のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
福々しき嬰児 抱く母の裾 ぎゅっと掴める 兄の寂しさ
20
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灰色猫
誰しもが孤独の神に選ばれて出会いの神に祝福されて
15
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横井 信
ドアを開け冷えた空気へ踏み出した僕へと響く鳥の呼びかけ
11
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滝川昌之
塩害を嘆く農夫が顎で指す傷んだ廃棄野菜の小山
28
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只野ハル
ありふれた言葉連ねてありふれた想いを詠う らしくあるかな
17
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詠み人知らず
香りきて秋深みゆく栗山に賑わう子等のこだまが躍る
17
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しずく☆・.…。
秋黴雨その間を縫って山行けば籠もる霞に翠が薫る
23
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ひよこ豆
老いた手をしっかと握る小さな手笑みの溢れる横断歩道
25
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行中納言中将知師
夜もすがら幸魂の木に小雨こそ 心にみつる趣となせ
5
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恣翁
秋霖を聴ける 書斎の闇の底 咳きひとつ 沈みたりけり
23
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へし切
ぬばたまの夢の枕の藤袴かほり懐かし君がおもかげ
24
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KEN
あきざくら 蜘蛛編む絲に あきの雨 結ひのあまつゆ 花にじむ色
19
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KEN
ほほがしは ひとつ落つれば またひとつ 思ひを埋めて 秋の深みに
18
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しずく☆・.…。
鞍馬寺 秋澄む夜の 義経を 偲ぶ旅路に 一陣の風
23
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舞
枯れ葉敷くひと無き暮れの公園に鴉鳴くなり淋し淋しと
11
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へし切
妻恋ひにさ牡鹿来鳴く宮城野は今は秋とや萩の花さく
24
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しずく☆・.…。
お題とは 言えど恋歌を 思案して 妄想からふと 我に返る夜
21
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滝川昌之
山肌が薄く色づく十月の入日に点る家の灯 温し
21
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萱斎院
吹きむすびなみだの宿となりにけり 風な散らしそ秋萩の花
8
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滝川昌之
定置網 時化に破れて張り直す 野分恨むか蜘蛛の漁師よ
17
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