ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
石川順一
神社の木団栗の木の伐採の跡の枝々青き実だらけ
11
もっと見る
横井 信
鮮やかに色づく柿に忍び寄るカラスの見てる荒屋の窓
12
もっと見る
横井 信
ドアを開け冷えた空気へ踏み出した僕へと響く鳥の呼びかけ
11
もっと見る
詠み人知らず
透く翅に 射せる朝影 煌めかせ 追ひこくらする 秋茜かな
17
もっと見る
コタロー
例へれば將棋の駒の「歩」の我も一歩一歩で「金」にもなれる
11
もっと見る
吉野 鮎
ひつじ雲みづいろ牧場にゆふるりと風の霞喰む かむなしの宇宙
10
もっと見る
深谷真雪
こめかみが不意にくらりと引っ張られ元に戻る 今は歩けと
7
もっと見る
深谷真雪
ニゲタイとニゲタクナイがせめぎ合うなんと弱い己だろうか
10
もっと見る
千映
風そよぐ秋空の下読書する素足で足組むあなたはいくつ
7
もっと見る
ベイジー
「ほっこり」の景色を思い描いたら 必ずそこに 君がいるのです
6
もっと見る
朔夜
帰っても何も呟くあてのない夜に蟋蟀りるりると鳴く
8
もっと見る
天鳥
ぶらりんとたわわに実る柿の枝重たげに搖れ風も気づかう
5
もっと見る
可不可
今朝もデニム ぢゃなかった穿き直す 重い足どり軽いスカート
8
もっと見る
石川順一
箱の中アルミのビール缶詰まりどうやら買ってくれるのだそう
8
もっと見る
恣翁
寝覚め月 外しそびれた簾の外に 梧桐の葉の散れるを覚る
16
もっと見る
舞
寒露なるみ山もさやに夜に沁みるひと雨ごとに秋は染めつつ
12
もっと見る
び わ
生きること人に交わり自分知り未熟を感じ楽しみとする
9
もっと見る
夢士
椎の実のころころ落ちる散歩道ポッケにいっぱい少女の笑顔
12
もっと見る
横井 信
翳りゆく秋の日差しの宙に浮くトンボの群れに風は流れる
14
もっと見る
詠み人知らず
懐かしく哀しき香りふと嗅げば 眼裏に浮く君が面影
13
もっと見る
[1]
<<
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
>>
[137]