詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
あまおう
あしもとのよぎる桜花を気にかけて歩み止めてはきみの背を見る
25
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みなま
それぞれにまんがの吹き出しあるような団地の窓の夕げの匂い
15
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小林道憲
懐かしき村人も皆みまかりき 故郷の森の木の葉さやぎぬ
17
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詠み人知らず
日の本を桜の国となさむとは神代に誰か契りおきけむ
8
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詠み人知らず
曇天にはばたけそうな花水木白より白き羽根はばたかせ
7
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小林道憲
葛城の秋の古道に日も暮れて 一言主の社に着けり
22
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小林道憲
玉水は命を刻む音なれや雪解け近き如月のころ
28
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小林道憲
在りし日のことどもすべて夢なりき 落ち葉の道を時雨過ぎゆく
30
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詠み人知らず
夢のうちに紛れし花の散り果ててひとり流るる峯の白雲
7
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桜町
虫の音はものかは冬の寂しきは寝覚めに響く竹の雪折れ
2
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ふきのとう
病室の母を見舞えば手招きし小箱の菓子を吾にくれたり
33
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ふきのとう
あぜ道をピンクで埋める芝桜農婦は傍らで疲れ癒さん
12
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嵐露
千年の時代を超えて恋バナをしてる気分よ平兼盛
5
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詠み人知らず
早乙女の植うる早苗の酒となりてわが胃に沁みむときをこそ思へ
2
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桜町
榊葉の色はもみぢにそまらねどしぐれし枝は神さびにけり
3
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桜町
薄ごほる汀に池をとぢられて寄る辺なき夜に騒ぐ葦鴨
2
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紫苑
ゆつくりと夢のつづきを引きずつて地にとまりをり大観覧車
15
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詠み人知らず
潜むべき藪が減ったか由布院で砂かけばばあ住み込みバイト
1
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とまと
グオオン、と響くクジラの鳴き声が頭上を泳ぐ 雨雲の中
3
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詠み人知らず
あるがまま 心をよみたいようによむ 私だって 大和のおなご
5
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