つゆふみのお気に入りの歌一覧
行宮偏(仮之名)
それはよもクードグラース斜をゆく氷の目線そら言よりも
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行宮偏(仮之名)
道端でそぼ降る雨を浴びていたあの子供たち靴を履いたか
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滝川昌之
町内の晩鐘代わりの童謡の夕焼けつないだ親子で小焼け
15
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滝川昌之
晩秋の鳥もつつかぬ残り柿せめて暮れゆく里に灯れよ
19
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滝川昌之
絆創膏 大地に貼れば断層を空には豪雨なくなれと貼る
14
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KEN
叶ふなら みやまのぶなの 根に朽ちて 苔となりばや 魂消ゆるのち
12
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KEN
午前二時 仮面を外し 闇の中 わたしは誰と オリオンに問ふ
15
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KEN
ブランコに おちばをのせて ほの搖らし 秋風の行く 戀あやす如
12
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ましまし
十月に生温い風が頬撫でる あの夏がまたもどったりして
3
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灰色猫
傷みゆく星に貼りゆく優しさをそれぞれが持つバンドエイドを
13
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灰色猫
すらんぷに絆創膏を貼るからねすらんぷまるごとひっぺがすから
14
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灰色猫
人気のない暗い樹海に迷い込み気づけばわたし幽霊だったの
11
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灰色猫
天国の白い手紙が降りつもる聖夜は概ね幸福でしょう
18
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ましまし
校門を入ったさきの彼岸花 ぽつりと佇み静かに燃える
2
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吉野 鮎
さよならの優しき合圖あの星はあなたのよふに煇りてひとつ
15
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吉野 鮎
幼子の歩みに眞似ぶ一歩目の十五キログラム 儚げに重く
17
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コタロー
猛暑日の鴉飛び立つ用水路總身濡らして水浴びしたる
5
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コタロー
石塀の隙間に咲きぬサボテンも同じ空氣を吸つて生きてる
5
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コタロー
石段の隙間に在りし蟻の巣に蟲の死骸が挾まつてゐる
5
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幸子
終わってから新聞読んでもしようがないそもそも原発止めるべきだった
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