白瀬のお気に入りの歌一覧
青き銀椀
夕空に一番星でなかりしも一番先に見つけし星よ
13
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ななかまど
地方紙の隅をちいさく賑わすも紙面に載らぬ熊の弁明
12
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ななかまど
熱風に暑さ重ねる蝉しぐれ夕風吹けば秋のにおいす
13
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横井 信
ゆっくりとレールの音の消えて行く夏の終わりの夕焼けの空
14
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コタロー
だらだらと滴る汗を拭ひつつ燃える太陽ピストルで撃つ
9
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横井 信
夕涼みしながら歩くあぜ道でいちばん星の遠いかがやき
15
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艸介
「欠かず書く」斯く取り掛かる日記帳 四日目を欠き書く気隠るる
4
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ななかまど
小さきより走る電車の箱の数かぞえてしまうわれのクセなり
12
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ケンイチ
こだわりを幾つか捨てて真っ直ぐな青が眩しい夏のはじまり
11
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青き銀椀
心寄せて日々の暮らしに華のあるを見つけむ今朝の梅雨明けの空
10
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水紫
誰も知らぬ和歌という名の趣味で来し新しき友我が頬にえくぼ
7
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ななかまど
食欲をそそる白さや冷やっこ絹と木綿に迷う夕風
13
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横井 信
目の前のトビラの開く駅毎に静かに浴びる蝉の合唱
13
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葭堂
夏の日に 木漏れ日作る この緑は 三月前に 葉となりし桜か
3
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滝川昌之
下足箱 奪い合う友 銭湯で 三番長嶋 一番の王
19
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灰色猫
じゃんけんで君を負かした瞬間にすべての指は武器だと気づく
9
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西村 由佳里
我思う 皆で作った料理には魔法のエキスがかけられている
5
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ケンイチ
大げさに喜ぶきみに花束をひとつ今年も買ひ求めたり
9
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灰色猫
青春のポカリ片手に二度とない君との夏をがぷがぷ飲んだ
14
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ケンイチ
弱さとか知らないふりして笑うから返す言葉が品切れとなる
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