愚と楽のお気に入りの歌一覧
千映
少しずつ陽射しに春が見え隠れ風邪はごめんと人混み避ける
14
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詠み人知らず
魚として生まれてきてはカニとして死んでゆきますカニカマ人生
18
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石川順一
伊予柑だ八朔じゃない昨夕餉ブルーベリーが乗って居たのは
10
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己利善慮鬼
微熱ですそれは優しい箱庭の独りぼっちの花の赤色
7
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千映
お泊りも個室に追いやる風邪憎い母は雑巾黙々と縫う
7
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へし切
ごめんねと言わせてごめん 思いやり それが優しさなんだと思う
31
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灰色猫
あまりにも誠が誠であったため焚書されゆく哀しき詩集
23
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灰色猫
紡ぎあい寄り添いながら綱となるこの愛おしき赤いつながり
17
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詠み人知らず
真夜中に除雪 塩撒き 普段から 幹線道路守るは土建屋
12
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詠み人知らず
打ち込んで自分の形を知っていくカテゴライズでは役に立たない
11
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詠み人知らず
失望が降り積もっては ねじくれた色を出してく ソコ、踏まないで
10
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夢士
天空に上弦の月輝きて地の残雪に人の声なし
17
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詠み人知らず
ウェブ上のログインボタンとログアウトボタンを押すようハッキリ別けたい
9
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林林
しんしんと雪を眺める子どもたち濡れた手袋ストーブの上
22
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へし切
ひとつ越えふたつ越え来ぬ老いの坂 終の煙は まだまだ遠く
20
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夢士
雪掻きて足腰のばす睦月あさ過ぎし歳月思い知らさる
20
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滝川昌之
雪掻きで重なる視線の温かさ見知らぬ同士もエール送れば
24
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夢士
原発の基地の安全誰が知る神は語りぬ白根の噴火
22
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己利善慮鬼
人は痛む人なら痛むと言いながら恋の痛みに正しさを見る
8
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舞
雪積もる歩道を歩む老夫婦支えささえつ語りかたりつ
12
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