みやた〜のお気に入りの歌一覧
ふみまろ
野の雪にほつりほつりと春をまつ若菜のごとき粥をすすれり
5
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志慧
タンブラーの小さな穴に挿し込んだ先の痺れでそっと歯を押す
3
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志慧
東京都地球温暖化計画 二文字忘れて悪の組織が
10
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ふみまろ
夜をなべて三十一文字は綴れどもやっぱり勝てぬ妻の一文字
1
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瀬波麻人
舐める初夢をみたから起きてすぐ舐めてみたけどなんか違った
8
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どるちぇ
吾もまたマグダラのマリヤ問はれれば善き人になりたいのです 神よ
9
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どるちぇ
水面には三日月の笑み見上げれば実らぬ想い見守っている
4
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どるちぇ
この広い海から生まれたちっぽけなあたしは今日も大志をいだく
5
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虫武一俊
恋人はやさしくないといやだからビーチサンダルの鼻緒切り 待つ
9
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文月郁葉
黒色のニット脱ぐときこの部屋に夜が生まれるふたりのための
14
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からえ
きれいです ありえんくらいきれいです あなたの左手の薬指
10
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紫苑
女なる前に人なれ 汝が欲に傷負うひとのあるを忘るな
5
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東娘
マグダラのマリアが死んだと繰りかえす電光テロップってイルミネーションね
9
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ふみまろ
尺八の師範は病んでゆび効かず老人ホームでハーモニカ吹く
6
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ふみまろ
執らはれし日々のみ多き年の瀬にぼんぐぼんぐと響く音のあり
4
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瀬波麻人
よい子でもよくない子でもあなたにはぼくがいるからおやすみなさい
25
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ふみまろ
奪うだけの愛しか知らぬこの地球の成長を待つ宇宙人たち
7
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卯月
今日もまたひとりの家に近づけず本屋をいくつ彷徨うつもり
67
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ふみまろ
職なくし日々に味わう母の汁はうす味がいい涙たすから
13
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青木レフ
月あかり 全ての人に 射している 法の下の平等 花火の下のキス
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