たんぽぽすずめ@のお気に入りの歌一覧
もなca
「きさらぎ」の響きが好きと言うきみとたどる川辺の水面きらめく
36
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もなca
おろしたての白いスニーカー履く君のつま先あたりに踊る春の陽
22
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恵
冬空にレースのごとき枝を張る桜に小さき芽を見つけおり
28
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恵
ぬばたまの夜風舞ひ落ちなほ水面 儚い春で埋める櫻よ
17
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詠み人知らず
巻き寿司を売らんがためにコンビニが 勝手に作った阿呆巻きなり
14
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まぽりん
幾夜をも明かしの浦のまつ風に絶えずなかるる波の音かな
23
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まぽりん
初春の陽はやはらかにこぼれきて黄金ににほふ唐梅の花
25
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住川幸
空っぽのごみ箱の中深々と薬の包みだけが降り積む
13
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紫苑
あるは照りあるは曇れるさまにして花には花の恋愛事情
9
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深倖(白子鳩)
今年こそ 最後のとしと思ひなばやりたきことをせむとぞするべし
1
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詠み人知らず
凍て星は独り佇む片割れの月がこぼした氷の涙
25
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深倖(白子鳩)
いつの日も ケーキの味はおいしけれかわりゆく我 変わらぬ甘さ
4
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紫苑
春雨ぢや濡れていかうとこゑのする花ぬすびとの欲しきままの夜
15
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もなca
本当の気持ちは口に出せぬまま君を見上げて揺れるだけの花
25
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もなca
風の香を胸いっぱいに吸いたくて空を仰げばくちづけが降る
17
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もなca
こらえても溢れ出てくる液体が気化したものを「悲しみ」と呼ぶ
13
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もなca
あたたかな雨を含みて芝草は春の芽吹きの支度にかかる
19
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もなca
手を合はせ祈る横顏おだやかで何やら美し母のゐずまひ
18
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もなca
とびだした吾子胸もとに引き寄せて共にくるまり眠る冬の夜
17
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もなca
食い散らされた柑子の下を掃きおれば遠巻きに鳥は吾を威嚇する
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