石川順一のお気に入りの歌一覧
舞
はしゃぎつつ漫ろ街ゆく愚かなる若者の群れやや羨ましくも
6
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コタロー
滿天の星の配置を考る過去今未來世界は一つ
6
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コタロー
庭師等がバサリバサリと樹々の枝鋏で切れば冬はもうすぐ
7
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もどり
幻想はおしまいですよ明日からあなたも社会の一員なのです
11
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幸子
風琴のごとき妙なる音を奏で読み古されし新聞を繰る
13
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コタロー
冬の朝刈田の畦で老人が一人默々體操したる
7
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コタロー
朝の日を浴びたる池の水面には水輪大小できては消える
8
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コタロー
はらはらと枯葉散りたる芝生にて椋鳥たちが何か啄む
6
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煩悩
輪転機にかけられた押し花がインクの匂いをほのかな春に
7
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夕夏
せってぃんぐすんでしまえばむなしさがあふれでてくるぱそこんのやみ
4
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もみじ☆彡
秋雨に へだてられきや 遠つ人 はや雁が音も 聞こえたるにな
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ななかまど
門前の石段のぼる晩秋の風父の忌日の遠くなりゆく
6
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灰色猫
東京湾アクアラインを流れゆく夜を彩る地上の流星
27
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もどり
橙の夕陽 落葉樹の影絵 無造作に口ずさむハレルヤ
4
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西村 由佳里
少しだけ冷たい風を受けながら秋の陽の中ペダル踏み込む
7
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滝川昌之
半欠けの月が夕空独り占め一番客の銭湯のごと
20
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可不可
眼も髪も薄茶なのに何事も白黒つけたがる悪い癖
8
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夕夏
かしんせずきょうていほどにふかしんのあたりはずれのかみきれのよう
2
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ぴかり(夫)
木枯らしに 銀杏香る 夕暮れ時 四季の移りは やはり良きもの
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萱斎院
あき早し 舟かげ絶ゆる松島の みやこへなびく沖つ横雲
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