灰色猫のお気に入りの歌一覧
藍子
分かれ道離れがたくて手をとると胸に伝わる君の熱さよ
5
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藍子
思い出の中に住んでるみずいろの手紙の君は今はいずこに
7
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藍子
秋の月雲間の隅に顔を出す夜道を照らす灯りともなれ
5
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藍子
天井を見上げて紫煙燻らせて君との五年後振り返る夜
5
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なかしぃ卿
ニーチエより更に上行く神無月神などどこにもいまさざりけり
6
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沙久
瞬きをすれば貴方と今日会った君もシャランと消えてしまうから
19
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くらら
種落ちる 場所さえ違えば この枝は 今ごろ綺麗な 花をば咲かせん
15
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たけくらべ
わかれ路の心にきざむ雲のゐろ今日を限りの秋にあらねど
19
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沙久
長方形をはすに切ったよう、ちぎれ雲 じわりと左へ流れて「逝った」
16
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沙久
この欲と離れられぬと言うのなら 心中しようぜ「進化の海」で
12
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沙久
茄子、ピーマン 太ったお芋 チンゲン菜 祖母・母・吾の収穫日和
15
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沙久
「なも」て言うまなごしてでもわらしがだ おどなのこどどご まずよぐ見でる
15
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桐生賄
洗い立て レースのカーテン 秋晴れの 空にたなびき 心地良き日よ
19
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秋日好
言の葉の強さも恐さも知りながら思い届けよ衷心からと
18
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たけくらべ
行く秋を忍びて今日のきぬかけの紅葉の径に雪は降りつつ
20
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秋日好
引金の閉所閃光轟音とMRI神経焦がす
15
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秋日好
金髪の巻き毛揺らして動物園生成りのアラン着こなす五才
21
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秋日好
一日に五つの虹を見た日には背に貼り付いて眠りにつきたい
12
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詠み人知らず
奪ふのは心だけだよ運命は 世間が認め穩やかであれ
5
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恣翁
海風に背中を押され揺れながら(秋日好) 初孫を抱き守り唄咏ず(恣翁)
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