藤久崇のお気に入りの歌一覧
沙久
時・場所を選ばず起こる列島の地震知らせるスマホも揺れる
19
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詠み人知らず
見上ぐれど雲立ち込めて闇黒の月のうたごえ待ち明かす夜
26
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吉野 鮎
吾子生れてきみが手植ゑの白梅の伐られ表札變はる家門
6
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舞
木枯らしの吹くも楽しと子どもらの風追いかける笑いコロコロ
10
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吉野 鮎
かつて棲む家の表札變はりゐて霙の夕べを暫し佇む
7
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吉野 鮎
春まだき風のそよぎに寄り添ひて陽の光まう春日野の原
11
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inosann
笑む友の遠方より来る砂浜で富士をバックに写真におさまる
25
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なかしぃ卿
我ががため惜しからざりしお金さへ多くもがなと思ひけるかな
4
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なかしぃ卿
年老ゐて天氣と景氣と病氣のみ會ふごと話すネタも尽きたり
6
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なかしぃ卿
オムライス包む玉子のやさしさとケチャップで書く愛のささやき
9
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なかしぃ卿
故郷はたまに帰るからありがたし故郷を捨てし者の言い分
4
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なかしぃ卿
君去りしあとに漂ふ残り香に遅れ来しことげに悔やまれり
5
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絮谷新
母だつたころを思ふか吾の犬よ眺むる先の空は夕燒け
20
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詠み人知らず
蛇口から出る冷水よ湯になれや あわわあわわと 震えつつ待つ
27
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ながさき
痩せたハエ 駿馬の尻尾 つかまりて 万里を渡る 譬えの如し
22
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沙久
あの人の香水思い出せなくて癖のある字を幾度もなぞる
20
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沙久
この道をぶっ壊したっていいんじゃない 意地悪な時間への反抗だ
22
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野々花
振り向かず水面を渡る風の音は誰かが流した涙の匂い
17
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野々花
淋しさはひとりの二乗二人にはなれないままに眠らせる夜
23
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野々花
この想い届いたならば朝イチであなたの歌を届けて欲しい
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