灰色猫のお気に入りの歌一覧
夢士
孫と行く野山の散歩なくなりて一人静かに秋の村雨
19
もっと見る
千映
病室の窓から見えた彼岸花母の乳房が一つになった
14
もっと見る
夢士
歳重ね肩こり続く秋の夜や丸棒持ちてトントントンと
15
もっと見る
律
追いかける理由をなくした夕暮れに 途方にくれる 「ただ、君が好き」
5
もっと見る
リクシアナ
あかき穂の尾花に母の面影か喉軋ませてキタキツネ鳴く
21
もっと見る
恣翁
高き香の 面を打てば 仰ぎけり 木犀生ふる石階の上を
14
もっと見る
nifu
返す返すもぶしつけな僕たちの携帯電波が届かない夜
3
もっと見る
律
あなたから触れられたような、そんな気がした。気づいた時には恋に落ちてた
5
もっと見る
律
触れあったような気がした 言葉とか指先だとか、気持ちとか。
4
もっと見る
たけくらべ
ひさかたの光さやけき月あらばひとりの杯もすすむ秋の夜
23
もっと見る
せし
空なぞる か細い指で紐解いて ひこうき雲を歌いはじめる
8
もっと見る
舞
滅びゆく秋の花へと蝶いち羽風吹くままにともに寄り添い
13
もっと見る
新座の迷い人
メール見る 大事な事が ありゃせぬか 見て吃驚 削除のみ有る
8
もっと見る
新座の迷い人
久々に 妻一時帰宅 待ちかねて 雨降りせぬかと 心配しかな
14
もっと見る
なかしぃ卿
インスタでランチの写真馴れ合いで「いいね」付けたる我ぞ空しき
6
もっと見る
優器ルミネ
椿姫嘘つかないで逝かないでそんな優しい笑みをしないで
7
もっと見る
絮谷新
秋の陽はホルマリン漬け透過して胎児の睡る永遠といふこと
17
もっと見る
緑里
あなたからたぶんあの時移された熱に私は冒されている
6
もっと見る
石川順一
電話あり伯父の死告げるその時に我は三枚舌外交を読む
15
もっと見る
恕道
恋に落ち 鮮やかな羽 背にはえて 宇宙の果てまで 飛べる気がした
9
もっと見る
[1]
<<
2978
|
2979
|
2980
|
2981
|
2982
|
2983
|
2984
|
2985
|
2986
|
2987
|
2988
>>
[4549]