詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
コンサート会場埋めるファンのごと枯れ木に群れる雀饒舌
26
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灰色猫
病院の点滴機器が猫ならばもっと心は晴れ渡るのに
18
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舞
たおやかな神のやどれる言霊のゆらぎて響くみそひとつ文字
18
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inosann
むげ客の「犬の手術に三十万かかりぬ」と言うを軽くうなずく
19
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野々花
その指に絡めとられるためにだけ伸ばした髪が肩へと届く
21
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万陽
卯の花に 生姜を忍ばせ 隠し味 亡母から我へ 受け継ぐレシピ
19
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まあさ
幼子の 如く季節を 語る夫 去年の二月の 寒さを知らず
30
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野々花
思い出はいくつになっても美しく時に私を無口にかえる・・・
22
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万陽
お互いの苦手を互いが埋めていく そんな夫婦に あこがれている
17
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万陽
手回しの ダイヤル式の テレビ在り砂嵐の音 耳が覚えてる
28
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野々花
若い子の歌は未だに馴染めなく繰り返し聴く思い出の歌
19
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inosann
隣国を敵性国と呼びながら友好国と呼ばれたいとは
19
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吉野 鮎
魅せられて光の春に薄衣春立つ風の透けるつめたさ
16
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吉野 鮎
しりうすの碧きひかりをかへす肌湧きくる水の熱に熟れゆく
8
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藤久崇
咲く梅に 月もかかれる 春の夜の 文の山分け 朝を迎えぬ
25
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吉野 鮎
身をつたふ波の滾りに星月夜雫落としぬ波のまに間に
9
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梔子
さよならと 私の横を通り過ぎ 君の殘り香 胸が切なく
18
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西村 由佳里
閉じた目は何を見ている起きたなら教えておくれ夢の中身を
16
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藤久崇
寒風の 吹くとも耐えむ 猶咲ける 春の証しの 梅を守りに
21
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藍子
いろいろと言葉を拾い集めても何故か通じぬ相手はいるもの
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