野々花のお気に入りの歌一覧
桜園
コスモスのはなびらいちまいさわるればこころきよらにすみわたりたれ
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桐生賄
夕顔の儚き命 二株に 「まだまだ見てて」元気を貰う
10
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詠み人知らず
文字だけで恋してしまうことがある 路上詩人の 口癖だった
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珠海
五年目も金木犀の香る道君の隣を歩いて行こう
10
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雪柊
秋晴れの飛鳥の山を彩るは明日の担い手 無邪気な歓声
12
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雪柊
君が今 笑顔で揺られし ブランコは幼き父も揺られた ブランコ
15
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たけくらべ
大の字に 寢てゐる父の 肩のあたり ポチも寢たりて 犬の字となり
12
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恣翁
無花果の白き乳出さむと ちぎるがに 君の豊かな胸乳揉みたり
12
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桐生賄
スピコンを終えて 緊張解けたのか 娘 車で口開け爆睡
9
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夢士
満天の星の砂場を駆けめぐる君に会いたや今夜見る夢
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恣翁
夢見たる薔薇のごとくに 君を待つ黍畑の上に 赤き月浮く
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舞
信号を待つ園児らの黄色帽枯れゆく街に明き花咲く
9
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松本直哉
裕福といふにあらねどゆるゆると湯豆腐煮つつこころゆたかに
10
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片井俊二
汗を拭き通いし路にひとひらの枯れ葉舞い降り秋は寄り添う
10
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雪柊
今一度 君の笑顔が見たくって不惑の夫婦が見せる変顔
13
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桐生賄
女生徒に「お先にどうぞ」道譲る 大きなおじぎされて嬉しく
14
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詠み人知らず
伸びるゆえ切って捨てたる爪と髪 切っても切れぬ 古い恋人
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光源氏
コンビニの限定アイスの実をつまめば至福の時の心地こそすれ
10
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コーヤ
紅に燃ゆる木の葉の息づきが聞こえくる森美の極致なり
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光源氏
奥美濃の秋のあはれを知るほどに白橿の実は風にそよぎて
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