コタローのお気に入りの歌一覧
可不可
車内灯に浮かぶ私の影と手を振り合ひ見送る終電は 空へ
9
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紫都姫
我が背丈 越えゆく吾子の 笑顔には 幼き日々の 想ひ出多く
6
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横井 信
ふらついた僕の掴んだ手すりからぽとりと落ちた冷たいひかり
10
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inosann
「排除する」誰にでもある考えに「お互い様よ」と心に落とす
18
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inosann
「過ぎし事は水に流して無き事」と今を生きるが最善の道
16
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KEN
風悟り 旅のしたくの 白鳥の 高飛ぶ朝は すこし哀しく
17
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うすべに
くやしさに心折れても 覚えてて 戦う背中見つめる視線
16
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うすべに
辻風にすみれの蕾うなだれる 冷たく乾く舗道の片隅
18
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さえね
ゆっくりと夜が地上に降りてきてすべては熱き夜の夢となる
8
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さえね
初春を言祝ぎにけり終わりゆく平成最後のはじまりのあさ
8
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さえね
雪雲の空しんしんと冷え込めり鎮西の春はまだ遠かるや
8
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さえね
粉雪のとぎれもせずに初春の午後は静かにすぎゆくらしも
9
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さえね
母猫のそばでゆっくりねむりなさい冬を越せずにゆく子猫なら
9
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KEN
萎れつつ 蕾を抱く 芥子薊 風花遊ぶ 公園の隅
14
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KEN
朝寢髮 梳らぬひとの 戀思ふ 曉に舞ふ 冬鳥の羽に
17
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幸子
つううんとインフルエンザに関節を刺されて氷枕に沈む
17
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夢士
白線の内を飛び交ふ軌跡追ひ画面に向かひ「なおみ」頑張れ
10
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夢士
白線のアップに映る球影に一喜一憂す われ俄かファン
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夢士
丑三つの空に半月昇り来ぬ窓開け放ち寒風を入る
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夢士
吹き荒れる寒風つきて帰宅路流れ来る香や夕餉の支度
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