詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
遠井 海
大好きと嫌いのあいだを行き来してどうでもいいはまだまだ遠い
17
もっと見る
遠井 海
来年は「あたし」を捨てて「わたくし」で生きていこうか九割くらい
19
もっと見る
遠井 海
美しくないからあたし無念にも清く正しく生きてます ふんっ
20
もっと見る
遠井 海
昨日の暴風雨にも耐え抜いて意気揚々と桜は開く
19
もっと見る
遠井 海
やがてこの手を離れるが定めなら日々のバトルも珍事も宝
20
もっと見る
遠井 海
空っぽの弁当箱がこのダメな母に与える小さな誇り
20
もっと見る
遠井 海
汚染地に暮らしてるけど幸せよ未来を想像さえしなければ
20
もっと見る
遠井 海
おたふくの我が子を人に預けつつ不甲斐なき母他人の子を看る
22
もっと見る
遠井 海
夫に似た意味不明の子と私に似ためんどくさい子と暮らしています
23
もっと見る
遠井 海
食べるのは私だけでも南瓜煮て嫌がられても風呂に柚子入れ
23
もっと見る
遠井 海
向いてないながらも母親業をする自分のために買うカーネーション
24
もっと見る
遠井 海
悪い子に注意を注ぐ学校で優秀であるぼくの寂しさ
25
もっと見る
遠井 海
不特定多数に閲覧されるより一人の視線が私を溶かす
26
もっと見る
遠井 海
福豆のくず散る部屋に小鬼らが静かに眠る立春の明け
57
もっと見る
遠井 海
今ここでちからいっぱいアクセルを踏めばわたしは人を殺せる
8
もっと見る
遠井 海
かみさまに押し付けられたハズレくじ他人はこれを運命と呼ぶ
17
もっと見る
夢士
朝霧の晴れてきらきら木の葉散るコーヒーのかほり里山の庵
11
もっと見る
名鈴
名も知らぬ 君を見初めし あの日より かはゆき仮名を 付けて囁く
10
もっと見る
つばす
秋深しボジョレヌーボの解禁日 金星輝く空に乾杯
5
もっと見る
名鈴
従ふや くさかや姫の 理に 小さき種も 並び文を成す
7
もっと見る
[1]
<<
292
|
293
|
294
|
295
|
296
|
297
|
298
|
299
|
300
|
301
|
302
>>
[670]