半格斎のお気に入りの歌一覧
falcon
ひとの世の悲しみよそに淡紅の花はむかしの色に咲きける
16
もっと見る
水島寒月
暮れ方に蜩ひとつ鳴き居ればひと日の生の極まれるかな
6
もっと見る
光源氏
睦言のまだ覺めやらぬ朝の色 するが堪忍なさぬ仲ならば
22
もっと見る
光源氏
紫のまだ覺めやらぬ朝の色さこそ忘れめ武藏野の風
17
もっと見る
浅草大将
蝉時雨ふる木に葉洩る夏の陽も日々に薄れて秋の音づれ
14
もっと見る
浅草大将
軒の端に揺らく清音にみすずかる信濃の秋の風し思ほゆ
13
もっと見る
浅草大将
何もかもなげうち水の夏の日に儚く消えしかげろふの君
22
もっと見る
たんぽぽすずめ。
ゆうくりと飛行機雲の描く弧が君の瞳に見えて眩しい
22
もっと見る
島祝
長き夜に涙もかれて明けぬればなべて草葉に露の白玉
23
もっと見る
島祝
久堅の日向の国のきよまりて憂しことなかれ千代の末まで
25
もっと見る
舞
人の世は夢幻と敦盛の謡さえ空し夢平泉
4
もっと見る
山桃
北天の雲かがやけば鳴る神の夜の渡りのはるけき御嶽
18
もっと見る
浅草大将
夕空にみればあかねの雲なれどはや移ろへりあきの姿に
13
もっと見る
浅草大将
たたなづく青垣なせる山の端になほも重なるしら雲の峰
13
もっと見る
恣翁
群雲の にはかに那須の 山々を 包みて驟雨 襲ひ來たりぬ
31
もっと見る
たんぽぽすずめ。
煙草買う夏の夜中の外出は尾崎豊と少年になる
26
もっと見る
たんぽぽすずめ。
また一つ腕の時計のコマ詰めをしては細まる夏に合わせる
11
もっと見る
恣翁
ゆく夏を 惜しみて咲くや 百日紅 炎天の青 よく似合ひたり
32
もっと見る
恣翁
氣を詰めて 身をば捨ててぞ 打ち込める 面を外せば 爽快な汗
36
もっと見る
ゆびきゅ
旅人のあとを追いかけ はぐれ雲問わず語りに 道のあとさき
17
もっと見る
[1]
<<
288
|
289
|
290
|
291
|
292
|
293
|
294
|
295
|
296
|
297
|
298
>>
[298]