すばるのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
辛くとも人は何処かに大切な物を隠して生きてゆくのか
9
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夏恋
いつか死ぬことなんて解らずにいとも容易く縁切る若さ
21
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恣翁
閉ざされし部屋に ひっそり過ごしたる時 覚まさする臭いに噎せぬ
25
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夢士
再会の驚き覚めて楽しさに二人の春の思いや今も
7
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日向猫
もし仮に も一度やつに逢えたなら グーで殴るか胸に飛び込むか
23
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詠み人知らず
雨雲を追い掛け走る超特急 きみは何時でも泣いていたよね
16
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詠み人知らず
亡き母の文庫本読み気に掛かる 何を想うや折り目のページ
184
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灰色猫
どうせなら 流星みたいに死にたいね 刹那であっても 誰か照らして
35
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あまおう
美しく 大きな月は 墨を引く 雲など意には 介しますまい
19
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へし切
ほんのりと頬が覚ゆる君が膝母に抱かれ夢見るような
35
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伸縮自在
思い出の額紫陽花のちぎり絵の蒼さは記憶の隅でかなしい
4
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あまおう
「おまえがかい?」草葉の陰からお袋が 歌を詠むのを笑っていそう
33
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詠み人知らず
儚く咲ける野の花が悲しまなくてもいいよと教えてくれる
11
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夏恋
半年ぶりにミットを軽く蹴りましたふっ切れたような本日快晴
18
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灰色猫
なぜ僕は 泣いているんだろう 嬉し涙か 別れの涙か
7
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あかる
雑踏で気づいた時には繋がれし 君の左手今も忘れじ
7
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みなま
寝そべった吾と携帯のあわひ抜け背中を踏んで黒猫はゆき
10
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あまおう
旅先で 土産を探す。 貴女への 差し障りのない 特別なもの
23
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へし切
花咲けば散りゆく季節を哀しみてひとを恋ふれば別れに惑ふ
27
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灰色猫
海底の指輪を探すが如く 潜りゆく 深みで眠る輝き求め
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