詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
沙久
生だるい疲弊と高揚共にする だから仕事はやめられない、と
20
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さえね
誰しもが水をたたえて生きてをり ときにたえずしてあふるる水を
5
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石川順一
馬肉しか記憶が出来ぬ夢の中夢の原理を教えて欲しい
17
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リクシアナ
陽だまりの面立ち崩る雪だるま泣けど笑えど春来たるらし
34
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九條千鶴
なにとなく親の手紙を見返して毛布をかぶるみぞれふる日に
17
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千映
ボランティアサロンの案内早々とピンクの用紙に桜咲いてる
14
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へし切
白波の寄する汀の忘れ貝 拾はば妹は忘るものかわ
33
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夢士
雪の風頬に冷たく冴え返る一昨昨年の大雪偲ぶ
20
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灰色猫
稀にいる海の色した伊勢海老はラピスラズリに恋をしたのだ
22
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灰色猫
ひかりとひかりが喧嘩して何もなかったことにするホワイトアウト
19
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芳立
椰子の実の香りゆかしや背より君をいだけば襟首にたつ
17
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野々花
万華鏡コトリ回せば巡りゆく季節の中にあなたはいない
18
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野々花
「さよなら」と過ぎ行く季節に手を振れば風に消えゆく思い出の日々
20
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紀真砂
雪しづり耐へ低頭の梅が枝は人には見えぬ春を待つらむ
11
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inosann
合併で新給料の面談有り皆一様に口をつぐみぬ
15
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秋日好
パスポート更新すべきと知りながら備える自分を認めたくない
22
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野々花
何時までも心に重い哀しみは貴方がくれた最後の言葉
23
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野々花
赤い傘魔法のように回しては少女が描くハートのマーク
20
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まあさ
十八の 息子に春は 来なかった 六年かけて 咲かせた桜
23
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秋日好
忘れ貝片身を波に奪はれて忘るものかは いやましに戀ふ
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