詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
林林
林檎の皮 五センチ剥いて切れました少年は次どうするだろう
15
もっと見る
灰色猫
あの人を 怖がらせぬよう 優しげに わたしは上手く 笑えるだろうか
40
もっと見る
林林
「人間に可愛い言われる筋合い無い」ハムスターたちに代わり娘が
14
もっと見る
林林
午前四時ハムスターたちに見つめられこっそり煮干あげてる夫
19
もっと見る
コーヤ
咲きほこる桜の想い入りきて胸にいっぱい幸が膨らむ
25
もっと見る
コーヤ
霊園を登りて桜見下ろせばうすももいろの雲海広ぐ
26
もっと見る
赤俊雄
うつくしく澄んだ夜空に手をのばし摑んだ三日月は暖かかった
13
もっと見る
赤俊雄
幾重にも絡んだ糸に怯えずにゆるゆると解く余裕をもつこと
13
もっと見る
舞
花運ぶ風に託さんひと言をなごり雪降る北の貴女へ
24
もっと見る
詠み人知らず
地下鉄で席を譲られ爺さんは 怒って叫ぶ だから爺さん
13
もっと見る
桐生賄
昨秋に植えた矢車菊伸びて 開花待ちわび、覗く庭先
22
もっと見る
沙久
自分には無い物を持つ人々をただ見てるのか? 闘いもせず
20
もっと見る
もなこもち
大きなる溜息エスカレーターで知らない人が振り向くほどに
8
もっと見る
リクシアナ
曇り空遅れて渡る白鳥は思いを馳せる遥かシベリア
21
もっと見る
リクシアナ
いつの日か消えてゆくのか この駅も 業務委託を貼り紙で知り
19
もっと見る
詠み人知らず
どたどたと優先座席を奪い合う 学生たちに 唾をかけたい
14
もっと見る
詠み人知らず
言葉など呑んではならぬ胃が荒れる 飲むのだったら ぬるいお酒を
23
もっと見る
もなca
新しいスタートだから肩までの髪をきりりと結んで四月
24
もっと見る
沙久
命には限りはあれど貴賤なし そう明示できる 時世だろうか
16
もっと見る
灰色猫
自分とは 何者なのか 問いながら 絵筆走らせ 描く自画像
25
もっと見る
[1]
<<
290
|
291
|
292
|
293
|
294
|
295
|
296
|
297
|
298
|
299
|
300
>>
[339]