詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コーヤ
咲き誇るしだれる梅が舞い揺れて京の舞妓の振袖をみゆ
24
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想野
雪やみて世界を照らす街灯の白き光に雪の香をかぐ
17
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沙久
「居候、てめえ出て行け!」殴られる寸前だけれど誰がひるむか
19
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石川順一
ココアの粉拭いてもわずかに残りけり夕餉の席で指摘されたり
17
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沙久
強い意志で降るのを止めぬぼた雪が赤子のように雪かきねだる
28
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桐生賄
白菜の クリーム煮した 翌日は 決まってカレー 子のリクエスト
26
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九條千鶴
穏やかな光をまといきらきらと瞬く露が彩る夜明け
14
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愚と楽
世の中がなぜだか少し柔らかい なるほどね。そうか金曜日だった
12
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愚と楽
もの静か、常にニコニコマジメそう それならそれで何だか怖い
12
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石川順一
草餅の最後を食べる善哉と大きな豚肉大根の切れ端
19
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絮谷新
きさらぎはチェルシー橋の燈しごろ椿に積もる雪のくれなゐ
23
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まあさ
常緑の 葉より涙の ごと落ちる 命短き 雪の華花
29
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己利善慮鬼
雪鏡まことの恋を秘めたるは垂氷の縁に濡れし袖かな
10
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助平小町
丑三つにポツリと灯る家の窓 歌考える君の光か
13
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藤久崇
学び舎の 夢の通い路 馳せゆけば 友は昔の ままにありけり
54
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inosann
生計を仕事にたくし日々励む上がりはなくも己を磨く
26
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舞
老いてゆく背中に馴染む縄のれん酒酌む手にも時の刻まれ
24
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ながさき
佐渡の雪 堂の隙間ゆ 降り積もる 蓑一枚の 八寒地獄
32
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まあさ
目覚めれば 凍える木々に 六花 一気に咲いた 静かに咲いた
21
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inosann
食みてなお美味しさのこるヨーグルトにゴミ箱に捨てし器を拝す
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