詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
恋すまま憧れるまま哀しくは衰えてゆく身も心さえ
7
もっと見る
うすべに
群れ鹿を木陰に追って白龍の 背に夏乗せて山駆けあがる
14
もっと見る
夢士
土砂降りの雨に打たれし秋の虫窓下離れ今日は何処か
13
もっと見る
へし切
朝夕のしぐれ静かに涼みゆく夏の終わりを告げる雨音
17
もっと見る
横井 信
ひと夏を共に歩いた革靴の路を刻んで擦り傷だらけ
12
もっと見る
吉野 鮎
病室の大き玻璃戸の向こふ側空色移らふ夏の名殘りを
14
もっと見る
吉野 鮎
久びさに雨音を聞く處暑過ぎて鳥・蟬・蟲の聲なき街に
14
もっと見る
詠み人知らず
雲垂れて青稻田に降る處暑の雨夕霧深く連山おほふ
14
もっと見る
滝川昌之
秋はまだ去りゆく夏をあおらずに入日一筆朱を足すほどに
19
もっと見る
横井 信
もう夏の盛りは過ぎて届かない空を見上げる蝉のなきがら
13
もっと見る
へし切
汗滲む残暑の日中 秋草の小さき花に こころ癒され
15
もっと見る
KEN
秋蝉の 七日ばかりの 聲散りぬ 法界の文字 彫られし塔に
12
もっと見る
夢士
雨上がり高砂百合の風にゆれ秋の気配の里山の路
13
もっと見る
うすべに
遠ざかる夏のなごりに澄みわたる 乾くかなしみ蜩のこえ
17
もっと見る
舞
羨ましくもその背なにさえ潤いの十五六なる者たちの生
4
もっと見る
コタロー
裏道の小さき畑は秋の花靜けさありて仄と蟲の音 、
9
もっと見る
コタロー
手水舎の水に清めて我の手の賽錢投げて家族を祈る
11
もっと見る
恣翁
白昼の 森閑とした 病院の廊下に響く スリッパの音
16
もっと見る
滝川昌之
二学期を指折り数え待つ親と鬱色深めふさぐ子どもと
17
もっと見る
詠み人知らず
道すがら花稻豐かに田を滿たす夕風いざなひ香りを散らす
11
もっと見る
[1]
<<
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
>>
[34]