詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
煩悩
ドアを外して窓を壊して風雨になったのち君に会う準備を終える
6
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舞
ひと恋し明月の夜は酒の舟竿さしのぼる時の流れを
8
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石川順一
スティックやチーズ気分の残骸が散らばる事が心の重荷
15
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灰色猫
神様が争い続けるこの星で何に従い生きればいいの
13
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灰色猫
旧式の銃を渡され聖戦の生贄となる少年兵よ
17
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灰色猫
太陽を神と崇める瞳では闇に息づく神は見えない
19
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灰色猫
この星が七日で創造されたなら七日で滅ぶそれだけだろう
13
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灰色猫
運命のチェスを操る神の手を操るような白い指先
15
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横井 信
鳴き交わす小鳥の声は柔らかくはるかに望む山影を呼ぶ
14
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夢士
秋の陽や一人歩きの影長しそよろと吹くかぜ秋桜の揺れ
13
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へし切
くれなゐに尾花がなかの吾亦紅かれゆく野辺に秋ふかみゆく
21
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KEN
風のやみつくよみの燈の絶ゆる夜に身を削り鳴く蟲の音ひとつ
15
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詠み人知らず
すすき穂のおいでおいでに誘われて一人佇む月待峠
19
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滝川昌之
洗濯槽ポケットティッシュの大暴れ赤身のシャツが霜降りになる
19
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千映
抹茶ソフト御茶屋の奥のコーナーで舐め舐めお茶の談義止まらず
7
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煩悩
透きカラーが流行っていると言うので染めてみたら強調される弥生顔
6
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KEN
過ぐる日を思ひ返すかさな葛鳥發つ風にその實搖らして
11
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詠み人知らず
胸塞ぐ雲しげければ 見晴るかす心安の日の 光欲りたり
8
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詠み人知らず
鈍色ゆ路にぽつりと降り初めば こぞりてぱっぱと咲く傘の花
8
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詠み人知らず
路いちめん咲きたる傘のあわひ縫ひ 鍔をたよりにペダル踏み込む
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