夕夏のお気に入りの歌一覧
舞
転んだと言えばアレコレ小うるさく一人シップす妻に隠れて
10
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横井 信
もどかしい足の痺れと春を呼ぶ風に追われて枯野を歩く
19
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横井 信
水際にたたずむ君のふと投げた小石がひとつ海へと帰る
11
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へし切
世の中はかくも愚かな者ばかり権をにぎれば驕り高ぶる
15
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秋日好
この世での立ち方ひとつ決められず半世紀過ぎまた雪が降る
18
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由縁
穢れてる世界を清く変えるなら わが疑いを白くして雪よ
10
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詠み人知らず
仮初めの長い平和の猿真似が日光浴びて砂と散りゆく
6
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び わ
桜の木樹齢三百儚くもオーナー変わり切り倒される
8
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桜田 武
無慈悲にも子ども追い詰める実の親その所業国じゅう憎み嘆く
7
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舞
静寂にも時刻む音降り積もる気付けば負いしこの身にも降る
10
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新座の迷い人
腹が減り うたわ眺めて 朝食に 一人でしたく 侘し事かな
5
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へし切
しろがねに花とみまがふ霜おけば深山はるかは春にやあらむ
23
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灰色猫
月という舞台で歌う女神さま七十五億の子守の唄を
21
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千映
吾の老いはそのままにして知り合いの老い見て悲しむ現状なりと
11
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千映
いい女の条件指で折ってみて短歌が少し詠めるも入れる
15
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千映
顔立ちは変えられないが肌のはりこれで勝負と鏡と話す
11
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横井 信
何回も作り直して簡単に崩れはしないきずなを築く
16
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び わ
ふきのとうつぼみが開き食べてよと今日の夕食夫婦(めおと)天ぷら
5
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詠み人知らず
老いの坂越えて軋みの気づきあり手指関節肩可動域
11
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芳立
ひと雨のたびに枯れ野は息づきて深山の雪もいまぞ解くらむ
10
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