住川幸のお気に入りの歌一覧
菱谷真青木
遠くから聴こえる声と知りながら縋るように振り返る真夏
4
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いちにのパッパ
キャンパスを酔わせただろう花びらの散りゆく道を戻る受験後
1
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工藤吉生
楽器屋のピアノでドラクエ4「戦闘」弾けば店員出てきて拍手
8
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みやこうまし
いさぎよく桜は散れど堰堤に花びら溜まり浮きつ沈みつ
14
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佐藤晴
制服を脱ぎ捨て忘れた恋というものが必須科目だった日々
9
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falcon
葛飾の工場の屋根にとどまりて錆びもかがやく春の陽のかげ
20
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葵の助
夢を売り終えて瞼をコットンで拭けば小さな銀河が写る
7
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菱谷真青木
「時空間移動は初めてなんですか? コツは振り向かないこと、たぶん」
3
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菱谷真青木
連続と不連続、夕暮れと朝焼けは違うし、まだ地球です。
4
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菱谷真青木
軟体動物みたいな体でも太陽光をまだ覚えてる
2
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たんぽぽすずめ。
青風船、地に下りそうだでも空を信じて動く小雨降る午後
24
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リンダ
立てかけた傘のしずくのまろき雨ひろがり憂う四月の終わり
13
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しづく
ハングルの練習帳を買ったけど覚える頃にドラマは終わる
6
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長居桂子
助けてと 叫んでひとり 夜の闇救いの手にも 気付けないまま
10
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佳
疑いも重い気持ちもすりぬけて戦場さえもスキップで行く
5
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詠み人知らず
千切れたる八千代の離別れと口を咬む我が歌の果てに荒野はありや
3
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坂本雅則
十日前あの娘の訃報聞きし時好きだったのに初めて気づく
1
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木綿
海の中 道はないから どちらへも 進んでいける 少し苦しい
6
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そらの珊瑚
ちょっとづつちょっとづつ間違っていく伝言ゲームのように、今日も
17
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薫智
散る花が「すき」を振り撒き飛んでゆく僕らに記憶募らせながら
10
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