白川剛のお気に入りの歌一覧
紫苑
炎天になほ身ひらくかドヌーヴの翳りも愛しひるがほの花
10
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あそびくも
あたら夜のしじまに浮かぶ白銀の鏡は照らす一夏の夢
22
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ケンイチ
碧ふかき湖もくすみて久しきに夏を心に旅に往きたし
6
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恣翁
境内に 落つる影なき 夏の陽を 堂の甍ぞ 斜に遮る
21
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聴雨
ほの青き天目に似てけさ開く蔓のゆくへを灯すあさがほ
17
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七色コイン
銀色のコインが春に包まれて、七色になる。まるでマジック。
11
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まるえふ
体がね甘味と塩味欲してるそんで酔えたらもう幸せね
2
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まるたまる
瓶詰めの青に絵描きの魂が迸る青は空にも負けぬ
7
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あそびくも
灼熱を誇る夏日の眼差しを睨み返せよ瑠璃の瞬き
11
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紫苑
照りつける陽と競ひ合ふ夾竹桃の毒花を君の挿頭とやせむ
9
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光源氏
暮れてなほ星ふりしきる明石がた幽かに照らす海人の釣り舟
10
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詠み人知らず
しるべせよよみへの道の遠くして死してもまよふものとかは知る
18
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聴雨
やはらぎの夕べにうるむ月の白心を占める君をほの知る
12
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浅草大将
夕なぎのさねさし相模うみ燃えて今宵も冷めじ肌の熱ほり
15
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光源氏
さびしさをぬぐふ思ひはとどくらむはるかにひびく鳴る神の音
8
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聴雨
薄暮れの瀬音にほのり紅そへて香を結びたる夕化粧かな
20
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芳立
いはばしる垂水の碧の落つとみればしぶきに咲ける七色の花
15
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紫苑
あふのけに身を任せゐる猫を抱き初蝉を聞く夕端居かな
15
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光源氏
世の中はながらふものと思ひせばさもあらむとて無常につきし
9
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七色コイン
涙など流さぬ僕も 寂しさは 日毎に募る 「ごめん、ただいま」
75
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