詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夕夏
かんどらをまいにちみてておもうこときみのたちいちむんとおもえり
1
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ななかまど
木の枝ゆ落ちる雪だけ音となる白をまといて無となる冬野
15
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滝川昌之
鍵穴が墳墓の形に見えるから亡父の机の開けぬ引き出し
21
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名鈴
唐土の 命長さの 故事に 因みて今朝は 七草の粥
15
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滝川昌之
挨拶と振る舞い酒の初仕事 晴れ着の女子の眩しさあてに
14
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綿釣
ひたすらに永遠ばかり探してた秋の図書室ひだまりの午後
16
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夕夏
ことばがきはいくでかいてうたかいてひとこときすはどどいつにする
3
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夕夏
しんねんもはちょうがあわずつらぬけずあそびがなけりゃすりへるここち
3
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ななかまど
詠むちから読みとくちから育めば短歌の命吾により添う
15
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夕夏
さけはよいからだによいというけれどげろをしながらうそもはくのう
1
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び わ
おみくじで大吉と出たこの年にどんな出来事起こるか興味
5
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詠み人知らず
魚さん 釣つて食べてが 大好きで バス釣りもやる 兄仕込みの腕
2
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千映
子を殺める親いない年になるように祈るばかりの正月となる
7
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蔓葵
冬木立落ち葉さびしき枝々に風の結べるふくらすずめか
14
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名鈴
子育み 抱きて 降ろして 打ち置きて あまねく守る ことぞ慈しみ
15
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滝川昌之
劣化とは質の落ちゆくことでなく過ぎる月日を受けとめること
16
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ななかまど
ふるさとを核に追われる八歳は帰るべき家画面にさがす
12
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名鈴
名も知らぬ 流浪の民を 助くるより 国辺の妻を 顧みよ夫な
13
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里香
思い出よ心にねむれ安らかに 美しかったと思える日まで
15
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恣翁
臥し所なる障子 細目に引き開けて 飽かずて眺む 雀遊ぶを
16
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